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経営者が語る夢、哲学

なぜこんなにも心を揺さぶられるのか?

 

経営指針成文化セミナーの最終講、成文化した理念・ビジョンの発表を聴く中で、私の中にあった問いの一つがそれでした。

 

発表を聴きながら、私なりに導き出した答えは、次のようなものです。

  • 経営理念とは、創業者の人生、成文化した人の人生が色濃く反映されているから。
  • 人生には良い時もあれば辛く悲しい時もある。その苦労を乗り越えた先に見つけた希望だから。
  • 自分はこれを大切にするんだ!自分のありたい姿はこれなんだ!という真の決意表明だから。

 

兎にも角にも、本気で自分と向き合い、導き出した答えは、どれも本当に素晴らしいものでした。

 

 

 

経営理念とは何か?

経営理念とは、事業経営を行うにあたっての経営の基本的なあり方を表明したものです。企業の目的は何か、何のために経営を行うのか、どのような会社を目指すのか等を述べたものです。

DOYU.NETより:http://www.doyu.jp/glossary/indices/080411-123734.html

 

中小企業家同友会では、経営理念をこのように定義づけています。

 

企業の目的、存在意義、目指す姿を明らかにする。

 

それを定義する(成文化する)プロセスは、とことん自分と向き合うプロセスでもあります。

 

中小企業の場合、社長が会社に与える影響力は絶大です。

また、働いている人も、社長を慕って、社長の想いや人柄に共感して社員となっている場合が多いため、必然的に社長=会社となります。

 

自分自身(会社)の存在意義を明らかにする作業は、決してやさしいものではありません。

できれば思い出したくない過去と向き合わなければならない場合もあります。

弱い自分に気づき、落ち込み、前を向けなくなることもあるかもしれません。

 

でも、だからこそ、このプロセスは重要である。

 

今回発表された皆さんから、改めてそれに気づかされました。

 

自分と向き合い、理念を成文化された皆さんは、清々しくも決意に満ちた表情をされていました。その姿に共感し、ファンになった人も多かったのではないでしょうか?

なにより、私自身がそうでした。

 

 

10年後のある一日の物語

他県の同友会にはない、茨城県中小企業家同友会独自の取り組みとして「10年後のある一日の物語を創る」というものがあります。私が関わる前から取り組まれていたものです。

 

もちろん、短期、中長期経営計画も立てるのですが、さらにそれを物語として表現する。

 

物語にすることで、一般的な経営計画には含まれない感情・想いなどを表現できます。

  • 一緒に働く仲間やその家族への想い
  • 先代社長、次期社長候補に対する想い
  • 地域社会に対する想い

など、発表された皆さんがそれぞれの視点から、それぞれのスタイルで表現する物語・・・

 

会場からはすすり泣く声も聞こえ、発表しながら涙ぐむ方も・・・年齢を重ねるたびに涙もろくなってきている私ももちろん涙しました(苦笑)

 

物語とすることで感情・想いが伝わるということを、身をもって体験しました。

 

本当に素晴らしい時間でした。

 

2016年度(第17期)経営指針成文化セミナー

先日の発表で終了となった2015年度に引き続き、来年度も経営指針成文化セミナーの前半部分を担当します。

 

この一年間「経営者、あるいはそれに準ずる皆さんが集まり、経営指針について話し合う場」はどうあるべきか?を考え続けてきました。

 

今回発表された方の中で、『常に自己ベストに挑戦します』という行動指針を定められた方がいます。

石井邦明デザインスタジオ一級建築士事務所 代表 石井邦明さん

 

アスリートの石井さんらしい行動指針ですが、私もその精神に習い、2016年度の内容が、参加される皆さんにとってより良いものとなるよう私も自己ベストに挑戦する所存です。

 

私が担当する前半(第1講~第5講:2016年5月~9月頃まで)は概ねこのような内容で進める予定です。 

その概要を紹介します。

 

第1講

 

リーダーとリーダーシップ

l  理想のリーダー像

l  とある経営者の経験談

l  人を動かす力

l  リーダーとリーダーシップの定義

l  影響力を意識する、高める

リーダーとは、リーダーシップとは何か?について考え、自分のあり方を見つめなおす。

マネジメントとリーダーシップ

l  マネジメントとリーダーシップの違い

l  トレーニングとコーチング

l  議論と対話

マネジメントとリーダーシップの違いを知り、それぞれの特徴的なアプローチ法を学ぶ。

 

第2講

(合宿)

良いチームの条件とは?

l  グループワーク

l  グループワークの振り返り

l  良いチームの条件

l  自分たちのチームの状態を確認する

グループワーク(疑似体験)からチームワークに必要な要素とは何か?を考え、一般論も踏まえたうえで自分たちなりの答えを出す。

ペアワークによる経営理念ブラッシュアップ

l  ラーニングパートナーと共に理念を深める

2名ペアをつくり、お互いの理念を発表→フィードバックを行い、理念をブラッシュアップする。

第3講

(合宿)

 

良いチームの条件とは? その2

l  目的・目標・手段の関係

l  人をどう観るか?人物理解の視点と適材適所

l  オープンなコミュニケーションとダイアログ

l  効果性と効率性(重要度による優先順位付け)

良いチームに必要な条件の詳細について理論・具体例に基づきながら学ぶ。

自社に照らし合わせ、強みと課題を明らかにする。

ペアワークによる経営理念ブラッシュアップ

ラーニングパートナーと共に理念を深める

2名ペアをつくり、お互いの理念を発表→フィードバックを行い、理念をブラッシュアップする。

第4講

理念と人、組織

l  理念に基づく組織・人事制度とは?

l  組織・人事制度の骨子について考える

l  骨子に基づく制度をイメージしてみる

理念やビジョンがあっても、実際の会社の仕組み、とくに組織・人事に関する仕組みと矛盾があると逆効果になることもある。理念・ビジョンに基づく組織・人事の仕組みについて考える。

第5講

経営理念、ビジョンと物語の発表とフィードバック

発表とフィードバックによって、理念とビジョンをより深める。

 

同友会会員以外でも受講可能なこちらのセミナー、ご興味がある方は私宛、あるいは直接同友会事務局までお問い合わせください。

 

〒310-0851 水戸市千波町1918 茨城県総合福祉会館3F 電話029-243-8230 FAX029-243-7225



 

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