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ESD環境教育プログラム。

最近、ず~っと念頭にあったESDという言葉。

 

今日は早朝から、これについてあれこれ考えています。

 

ESDとは・・・

ESD(Education for Sustainable Development)とは、
「 持続可能な開発のための教育」という意味で、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育のことを言います。環境、人権、健康福祉、多文化共生、まちづくりなどの様々なテーマがあります。

参考:http://www.geoc.jp/esd/column

  

主に小中学生を対象とした環境教育プログラムですが、

 現在関わっている企業や団体で、このプログラム開発を模索しています。

ガイドブックを読み込んだり先行事例を調べる中で、企業内の人材育成にも通じる仕組みだな~と共感度が増しています。それは例えば次のようなものです。

 

 

知識伝達型から探究創出表現型へ

教師が一方的に講義する知識伝達型から、学習者が能動的に学ぶ探究創出表現型へ。

ESDプログラムを開発する際にベースとなる考え方の一つです。
 

一方的な講義は学習効率があまり良くない。これはさまざまな研究によって証明されている事実の一つですが、いまだにそのような学習の場が数多く存在している。

以前の義務教育過程もその一つだと思っていましたが、最近は大きく変わりつつあるようです。

 

私が子供時代に、このような学習の場があったらな~と羨ましく思います。

 

 

ESDで重視する能力・態度

 

①批判的に考える力
・ 合理的、客観的な情報や公平な判断に基づいて本質を見抜き、ものごとを思慮深く、建設的、協調的、代替的に施行・判断する力

 

②未来像を予測して計画を立てる力
・ 過去や現在に基づき、あるべき未来像(ビジョン)を予想・予測・期待し、それを他者と共有しながら、ものごとを計画する力

 

③多面的、総合的に考える力
・ 人・もの・こと・社会・自然などのつながり・かかわり・ひろがり(システム)を理解し、それらを多面的、総合的に考える力

 

④コミュニケーションを行う力
・ 自分の気持ちや考えを伝えるとともに、他者の気持ちや考えを尊重し、積極的にコミュニケーションを行う力

 

⑤他者と協力する態度
・ 他者の立場に立ち、他者の考えや行動に共感するとともに、他者と協力・協同してものごとを進めようとする態度

 

⑥つながりを尊重する態度
・ 人・もの・こと・社会・自然などと自分とのつながり・かかわりに関心をもち、それらを尊重し大切にしようとする態度

 

⑦進んで参加する態度
・ 集団や社会における自分の発言や行動に責任をもち、自分の役割を理解するとともに、ものごとに主体的に参加しようとする態度

 出展:http://www.geoc.jp/esd/news/682

 

これらの項目、今現在も企業研修で盛んに実施されているものが並んでいます。

 

例えば、企業が新入社員に求めるものとして、ここ数年上位にきている「コミュニケーション能力」「主体性」「協調性」は、①、⑤、⑦がそれぞれ該当します。

 

また、ITやロボットに単純作業が置き換わり、世の中の変化がより激しくなっている時代において、その必要性が増してきていると言われている「コンセプチュアルスキル」や「クリティカルシンキング」などは①、②、③がそれぞれ該当している。

 

つまり、いま社会人が懸命に学んでいるようなテーマが、今後は義務教育課程で少しずつ提供されている。今後はよりその傾向が強まっていくわけです。

 

後世畏るべし

後生畏るべし。焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや

 

若者の存在を侮ってはいけない。今の我々の水準に及ばないなどと、どうして言えるものか。

論語 子罕編

今の子供達は、今の大人達が学んでこなかった、体験しなかったことを学ぶ機会に恵まれています。

また、20年前では考えられないほどの膨大な情報を自由に手に入れることができます。

 

そのような子供達が社会に出てくることで、企業や社会のあり方が大きく変わっていく。私たちはその転換期を生きているのだと思います。

 

実際、娘の友達を観ていると、しっかりと傾聴でき、自分の意見を的確に伝えることができ、物事を多面的に観たうえで思考できる子供達います。自分が大人になって学んだようなことをすでに習得しつつある子供達がいる・・・

  

ESDのようなプログラムがたくさん開発され、それを学んだ子供達が世に出てきたとき、世の中はもっと良くなるだろうな~と考えると、少し楽しくなります。

 

子供達の成長に、少しでも貢献できるようがんばります。

 



 

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