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ワークライフシナジー:家計簿と事業予算

※ワークライフシナジー(work–life synergy)とは、仕事と家庭・プライベートを、相反するものではなく”同じ人生の一部”と捉え、仕事での学びを家庭やプライベートに、家庭やプライベートでの学びを仕事に生かそうとすること。と定義しています。

 

事業予算にあって家計簿にないもの
投資対効果という視点

ビジネスをする上で欠かせない視点と言えるものがあります。

 

それは『投資対効果』という視点。

 

投資とは「時間やお金を、将来のリターンを見込んで費やす」こと。かけた時間やお金に見合ったリターンがあったかを評価・反省し、次の投資に生かす。企業が毎年策定する事業計画書(予算)には、この投資対効果という視点が欠かせません。

 

一方、家庭においてはどうでしょうか?

 

今月の食費が〇〇円、医療費が〇〇円、水道光熱費が〇〇円・・・と何にいくらかかったか?を知るためにつけることが多い家計簿。家庭によっては、あらかじめ科目ごとに上限を決め、それ以内に収まるように買い物をしたりします。しかし、そこに投資対効果という視点が入ることはあまりないと思います。

 

家庭やプライベートがより充実するために、自分をより高めるために、家族が幸せになるために、何にいくら使うのか?=投資するか?を考え、予めお金を割り振る。つまり、家計簿を事業予算と捉えなおすと、お金の使い方がガラッと変わる。そう実感しています。

 

家計簿から事業予算へ

我が家では、昔から家計簿をつけるのは私の仕事でした。家族一人ひとりの強みを生かせるように家の中の仕事を担当する。これもビジネスの現場で学んだことですが、そのほうが快適に生活できると実感しています。

 

家計簿を担当して数年経ったとき、一般的な家計簿ソフトには、投資対効果という視点がないことに気づきました。食費は〇〇円、日用品費は〇〇円と、限られた収入を科目ごとに割り振ることが目的となっている。言い換えれば、将来のリターン=人生をより豊かなものとしていくことに、意図的にお金をかけるような仕組みとなっていないわけです。そこから試行錯誤し、自分なりの家計簿=事業予算をつくりました。

 

 

優先順位を明らかにし、テーマ・プロジェクトに予算を割り振る

例えば、食費や日用品費は、生活していくうえで欠かせないものであり、健康を維持することなどに影響があります。そのため、重要かつ緊急なものとして一定の予算を確保しています。

 

一方、自己研鑽のために書籍を購入したり(新聞図書費)、セミナーへの参加や子供の勉強教材(教育研修費)は、重要ではあるが緊急でないもの。つまり、長期的に見て投資対効果の高いものだと考えています。そのため、生活・健康維持の次に予算を確保します。家族の絆を深めるような機会(キャンプ、自然散策、実家への帰省)も大切にしており、一定の予算を確保しています。洋服やインテリアなど嗜好品はその次となります。

 

投資の優先順位

我が家の、投資(予算確保とも言える)の優先順位をまとめると次のようになります。

①健康→食の安全、病気の予防(運動)など

②つながり→家族・親族・友人とコミュニケーションを取るために必要となるお金

③成長→学校の勉強はほどほどに、社会に出て役立つ知識・スキルの習得を重視

④嗜好品→洋服、インテリア、車など

 

自分(達)にとって大切なものは何か?を考え、その大切なものへ意識的に(優先順位をつけて)お金を振り分ける。このような予算をつくり、実績を管理することを約10年ほど続けています。近年はそれをさらに発展させ、事業=半年間で取り組みたいテーマ・プロジェクトに予算を割り振る形を模索しています。これらの取り組みによって、自分の、家族のありたい姿に少しずつ近づいていると実感できます。

 

お金はなくても時間は投資できる

とは言え、「そもそも投資と言う視点で割り振れるほどお金がないよ!」という意見もあると思います。実は私たち家族もそうでした。限られたお金でどう生活するかに悩む日々・・・そのようなときに出会った本から、お金はなくても時間は投資できるということに気づきます。

 

次回は時間の投資についてまとめてみようと思います。



 

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