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「ワークライフバランス」から「ワークライフシナジー」へ

ワークライフバランスと言う言葉。

 

主に、仕事をしすぎて家庭やプライベートが疎かになりそうな場面に使われる言葉。そんな印象があります。

十数年前、初めてこの言葉を知った時の私もそんな状態にありました。朝から晩まで働き、生まれたばかりの子どもと接する時間もほとんどなく、家に帰ると疲れ果てた妻と子どもが静かに眠っている・・・そんな時期に知った言葉です。

 

しかし、この言葉や概念を知った当初から違和感を感じていました。当時はとくに『仕事はほどほどに家庭やプライベート重視で!』というニュアンスで伝えられていることが多かったからです。

 

仕事と家庭・プライベートは相反するもの!?

一人前の仕事ができない、仕事で成果を出せないのに、家庭やプライベートが充実していれば良いというのは逃げだろう・・・当時はそのように考えていたことを思い出します。

たしかに、朝から晩まで働きっぱなしで、家族とほとんど話さないのは良くない。

もっと家族と一緒に過ごしたり、対話する時間をつくったほうが良い。それは間違いですし、当時も今もそう思います。

 

でも、仕事も家庭も”人生の一部”です。仕事が充実してない状態で家庭やプライベートが充実するとは考えにくいですし(釣りバカ日誌のハマちゃんのような例もありますが・・・)、人生という大きな視野で捉えると相反するものではないと考えています。

 

仕事での経験が家庭に活きる(相乗効果:シナジーを発揮する)

例えば、企業経営において欠かせないものだと言える、ビジョン・ミッション・コアバリュー(経営理念・行動指針なども含む)。自分たちの目指すもの・存在義・大切にしたい想いを明文化し、内外に宣言する。同じ目的地行きのバスに、行きたいと願うメンバーを乗せる為にも必要となる要素です。

 この要素、仕事においてのみ重要なものかと言うとそんなことはありません。むしろ、家庭・育児において、このような軸となるものを持たないまま家族と接していても上手くいかない。どんな家庭をめざし、どんなことを大切にして生きていくのか?の共有がないままだと少しずつ気持ちが離れてしまう。そんな経験もしました。

 また、例えば仕事で生かすために学んだコーチングの概念や手法が、家族や地域の方々と接する上で役だったります。逆に、子供達と日々向き合う中で得たことが、会社の中での人材育成に活きたりします。

 つまり、仕事での学びが家庭・プライベートに生き、プライベートでの学びが仕事に生きるわけです。

  

どちらにどれだけ時間を使うか?という限られたリソースの配分という視点に置いては相反する仕事とプライベート。

 しかし、視点を変え、学びを活かそうと考えれば、相乗効果を発揮できるものです。限られた時間を有意義なものとするために、それぞれの学びをそれぞれに活かす。そんな姿勢で仕事や家庭・プライベートと向き合う。そうすると、真の意味でのライフ:人生が見えてくる。そんな実感があります。

 

このテーマは、自分なりに熟考した理論や具体例がたくさんありますので、今後も取り上げていこうと思います。



 

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