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第三回 コミュニティサポーター養成講座での学び

一般社団法人Co-Create が主催する「コミュニティサポーター養成講座」

 

昨日は3回目の講座で、『永続するコミュニティの条件』をテーマにさまざまな視点からディスカッションしました。

 

※商店街やPTA、あるいは復興支援に集まったボランティアチームや特定のイベント(お祭りなど)に集まる人々も含んだ”共同体”。という意味でコミュニティという言葉を使っています。

 

一時の成功で”上手くいっている”と言えるのか?

さて、昨日の勉強会に参加された方から次のような投げかけがありました。

「あるコミュニティがいま上手くいっているように見えるからといって、5年後も残っているとは限らない。」

 

これは全くその通りで、一時は上手くいっているとメディアにも取り上げられ、ちやほやされたが5年後には姿を消した。過去の事例を調べると、そんなコミュニティがたくさんあることに気づきます。

 

消えていく理由はさまざまですが、過去の事例を調べたり、これまで講座に参加された方々との対話から分かってきた要因は、

 

  • コミュニティ内のつながりが強くなることにより、新しいメンバーが入りにくくなるというジレンマ。
  • 一時の成功からくる慢心。そこから派生する傲慢・横柄な態度によって人が離れていく。
  • 参加するだけのコミュニティ(自分の役割や自分が参加することの意義が不明瞭)に参加し続けるのは難しい。

 

などが挙げられます。

 

また、一口にコミュニティと言っても、いろいろなコミュニティがあります。

 

テンニース(1855-1936)が提唱した、ゲゼルシャフト(機能体組織、利益社会)とゲマインシャフト(共同体組織)という考え方もありますが、言い換えれば、永続したほうが良いコミュニティと目的を達成すれば解散してもよいコミュニティがある。

 

一般社団法人Co-Createは、『東日本大震災によって再認識した「地域コミュニティの大切さ」「ソーシャルネットワーキングの持つ力」「人・土地への想い」を大切にし、地域の人々にさまざまな交流機会を提供することで、地域活性化・人材育成・100年後の未来を見据えた街づくりに寄与することを目的とする』と定款に定めています。

 

この目的を達成するためには長い年月が必要であり、花火のような派手さはなくとも、地道に着実に目的に向かって進んでいくことが大切・・・

 

目的達成型のコミュニティではありますが、ある程度の永続性が必要である。そう再認識できた講座でした。

 

 

歴史と経験から学ぶ

この講座に参加される方々は、これまでにさまざまなコミュニティに身を置き、現在も何かしらのコミュニティに参加、あるいは運営されている方が多い。そのため、毎回とても勉強になります。

 

『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』とは孔子の言葉ですが、自分の経験談からしか学ぼうとしなければ視野が狭くなり、すでに歴史が証明している失敗する条件に当てはまってしまうことがある。

 

その歴史的なところを主催者であるCo-Createから上手く提供し、参加された方々の多種多様な経験を共有することで真の学びにつながる。この講座をそんな場にしたいと考えています。

 

最後に、この言葉を残した孔子は、家族という最小単位のコミュニティを大切にすることの大事さを繰り返し説きました。

 

家族と向き合い、家族を大切にすることが、社会で役立つことにつながる・・・

最近出張にかまけて、家族と向き合う時間を作っていなかった事を深く反省した一日でした(^_^;)



 

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