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「BEソーシャル!出版記念講演」に参加してきました! その1

11月22日、【特別記念講演会】斉藤徹の新著『BEソーシャル!』出版記念講演&初コラボトークセッションに参加してきました。

 

豊富な実績を持つ、業界や世代の異なる3人の経営者(株式会社ループス・コミュニケーションズ 代表取締役社長 斉藤 徹さん、ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長 出口 治明さん、株式会社カスミ 代表取締役会長 小濵 裕正さん)の講演&トークセッションとあって、とても楽しみにしていたイベントでした。

 

このイベント、期待を大きく上回る素晴らしいものでした。お話しから得たヒントから次々と実践のアイデアが浮かび、眠れなくなったのは久しぶりです(笑)

 

ループス 斉藤さんのお話からの学び・気づき

 

『真実の瞬間』がソーシャルメディアによって共有・拡散される時代。

顧客が満足すると、その喜びや使用感は、友人を通じて波紋のように世界中に広がっていく。

顧客を失望させることその口コミは、信じられないスピードと規模で広がり、たちまち大きな痛手となってしまう。

 

ネットフリックス、ドミノピザ、日本ではワタミの事例が挙げられていました。

 

従来型の売上拡大・利益重視や規律・統制による自分本位な姿勢は、顧客や社員などその企業やサービスに接する人々によって明らかにされ共有・拡散されていく…逆に、相手を尊重し、相手の幸せに貢献しようという真摯な姿勢も共有・拡散されていく。ソーシャルメディアによって社会の透明性が高まっている時代に求められる組織の在り方について深く考えさせられるお話でした。

 

では、その組織の在り方とはどのようなものでしょうか?

 

斉藤さんが提唱されている『5つのシフト』を軸に、筆者の経験・考えをまとめてみます。

 

【理念】規律から、自律へ

まずは理念を明らかにすること。私たちは何のために、何を大切にし、何を目指していくのか?を明文化すること。規律から自律へと組織のパラダイムをシフトするうえでの必須条件ともいえます。

 

①Vision、Mission、core Valueを明文化し、共有するための対話に時間を投資する。

②社員に守らせる規則・ルールを細部まで作り込み、罰則規程を定めて守ることを強制する。

 

①と②のどちらの組織が、真の意味で規律・ルールが守られるか?私自身、製造業やサービス業に身を置いていましたが、どんなに②に力を入れても規律・ルール違反が無くなることはないことを経験しました。管理のための管理、検査のための検査が生まれ、チーム全体が非効率となり疑心暗鬼に陥る・・・そんな職場に身を置いたこともあります。

 

規則のための規則ができ、だれも規則の全容を把握できないような組織となったとき、その組織は崩壊に向かう・・・歴史が証明する真実の一つです。

 

また、「想い」を明文化することは大切ですが、明文化しただけでは伝わらない。先日、中小企業家同友会のイベントに出席し、理念制定に取り組まれた方々のお話から再度実感したことです。想いを共有するには、対話する時間を設け、現場での経験(理念に則った行動と成果)を共有していくことが重要なんだと実感しています。

 

 

【組織】統制から、透明へ

規則やルール、厳罰によって人をコントロールしようとする。所謂、アメとムチの「ムチ」に当たる行為は、『自分の考えを強引に押し付ける姿勢』として相手に伝わります。そして、ソーシャルメディアによって以前とは比べものにならないスピードで共有・拡散されていく・・・

 

現代において必要なのは、ムチではなく「対話」だと実感しています。互いの志向性・価値観を共有するために対話を繰り返し、志向性・価値観を共有していく。また、多様性を尊重し、違いを間違いとせず、むしろ価値を見出し生かしていく。そんなスタンスが求められていると常々感じています。

 

筆者が代表理事を務めている一般社団法人Co-Createでは、サイボウズliveを活用し、全ての意思決定を会員全員と共有する努力を続けています。

 

何を正しいと考え、何を行い、何を行わず、何を優先し、何に時間とお金を投資するのか?

 

すべての意思決定プロセスをオープンにすること。それを意識し続けて気づいたのは、立ち位置による情報の質・量の違いです。

 

現場には現場でしか知り得ない情報があり、組織のトップにはトップだからこその情報があります。その互いの情報を共有する努力を怠らないこと。変化の激しい現代において、そのための努力がとても重要である。そう思います。

 

 

次回に続きます。



 

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