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「素直さ」と「頑固さ」

「私はどうやら素直さが足りないようなんです。でも、どうしてもそのアドバイスを受け入れることはできないんです。どうすれば良いのでしょうか?」

 

先日、ワークショップに参加された方からこのような質問を受けました。

 

詳しく話を聴いてみると、その方が新しく始めようとしている取り組みに対し、両親や会社の先輩、友達から正反対のアドバイスも含めいろいろ言われて混乱しているとのことでした。

 

 

人は、それぞれの価値・判断基準や知識・経験に基づいて多種多様な考え方を持っています。

 

そのため、ときには正反対の判断をすることもあり、確信を持つためにアドバイスを聞いた結果、かえって混乱してしまうこともあります。

 

アドバイスを聞き入れないと、

 

「もっと素直になりなさい」

「お前は頑固者だな!素直じゃないと成功しないぞ!」

「人の話を聞き入れられないようではうまくいかないと思うよ・・・」

 

などと言われてしまう・・・実は筆者自身も同じような悩みを抱えた事があります。

 

 

素直さとは?

素直な心とは 単に人に逆らわず

従順であるということではありません

何ものにもとらわれず 物事の真実と

何が正しいかを見極めて これに従う心です

素直な心になりましょう

素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします

パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館より

 

経営の神様と言われた松下幸之助さんは、

 

『世の真理、原理原則=素に対して真っ直ぐであること』

 

と「素直さ」を定義していたことがこの言葉や著書からわかります。

 

世界三大聖人の一人である孔子も、素直さを同様に定義していたと考えています。

 

つまり”いろいろな人の話を聞き入れること”が素直ではないということです。

 

 

アドバイスをもらったらどうすべきか?

では、冒頭の彼はどうすべきなのでしょうか?

私は次のように考えます。

 

まず、アドバイス頂いたことに感謝する。

 

その上で、原理原則は何か?を考える。原理原則を知るためには、歴史・古典・偉人の生き様などから、深く広く学ぶことが大切だと実感しています。

 

自分で学んでいない場合でも、学んだ人からのアドバイスかどうか?が重要です。

 

また、アドバイスをくれた人は、そのテーマについての知識・経験はどれほどか?実績はどうか?なども判断する上で参考となります。ただし、アドバイスはあくまでアドバイス。参考としながらも、最後は自分の意思で決めることが大切だと思います。

  

彼にそのような話をすると、

 

「そうだったんですね!素直さの本当の意味が少しわかった気がします。そして自分の進もうと決めた道が間違っていないと改めて思えました。ありがとうございます」

と、はつらつとした笑顔で話してくれました。

  

彼にはそう言ったものの、自分自身が世の真理や原理原則をどこまでわかっているか?と考えると・・・まだまだだなぁと反省しました。

 

筆者自身も「素直」であるために・・・学び続けていきます。



 

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