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主体的な行動を引き出す

失敗からの学びを大切にし、チャレンジを推奨する

 人は誰しも失敗を恐れます。失敗することで自信を失ったり、傷ついたり、信用がなくなることを恐れる。一方、人は失敗から学びます。何度も転ぶことで立ち方がわかり、よろよろして転びそうになる経験を通じてバランスがとれるようになり自転車に乗れる・・・何かを身につけるためには、うまくいかない経験が必要。ということです。

 

論語に『過ちて改めざる是を過ちと謂う』とありますが、失敗が過ちなのではなく、失敗したままにすることが真の過ちです。チャレンジを推奨し、失敗の原因を一緒に考えながら励まし、再チャレンジを促す。主体的な行動を引き出すためにはそんな接し方が必要だと実感しています。

 

情報を開示し、意見・提案に耳を傾ける

 広く意見を募る。提案を推奨する。民意を聞く・・・など、最近は企業の経営層や行政に直接意見・提案できる機会が増えました。しかし、意見・提案するために必要な情報を開示しているか?というと十分ではないと感じることが多くあります。人が何かを考え、判断するためには情報が必要です。何も伝えないまま意見・提案を聞くのは、互いにとって効果的ではない。これも実感するところです。

 

指示・命令を減らし、目的・指針・期待の共有に努める

指示・命令してしまうとき、相手の至らない点に注目し、自分の思い通りに動かそうと少し傲慢になっていることが多いのではないでしょうか?謙虚に、感謝の念を持って相手と向き合い、目的・指針の共有に時間を割き、期待を伝える・・・人は誰しも「自由でありたい」「自分で決めたい」という欲求を持っています。その生まれながらにもっている主体性を大切に育てる。そのためには、辛抱する、忍耐強く待つことも必要です。

 

小さな成功・成長を感じられるような機会を提供する

主体的な人は、総じて自己信頼性が高いと言えます。自分の力・可能性を信じているから主体的な行動が取れる、と言えます。しかし、自信を無くしていたり、あまりにも高い目標にひるんでしまうことがあるのも人です。そのようなときに必要なことは、小さな成功や成長を感じられるような体験です。

 

相談相手となり、ときに褒め、叱り、励まし、応援する

相談相手がいる。できた事、うまくいっているところをちゃんと観てくれて褒めてくれる。改善が必要なこと、自分では気づかないようなところを観ていて、必要であれば想いを持って叱ってくれる。そして、いつも応援してくれる人がいる。そんな存在が人に勇気を与えます。

 

長所・得意分野を一緒に探し、それを伸ばしていく

「長所・得意分野を伸ばす」のはとても楽しいことですし、成長を実感しやすいものです。「短所・不得意分野を克服する」ことも時には大切です。筆者も直したい癖、克服したい不得意分野があり、地道な努力を続けています。しかし、これは非常に苦痛であり、なかなか前進しているように感じられないのが正直なところです。

 

多様性を尊重し、感謝の念を持って接する

人はみな違う。そして、違いは”間違い”ではなく”可能性”であると心から思うこと。そして、その存在に、時間を共有してくれることに”有難い”という気持ちで接する。そんな謙虚な姿勢が伝わったとき、自然と主体的な行動をとるのが人のようです。

 

チームの一体感を感じられるような対話の機会を設ける

周囲から必要とされている、周囲に貢献できている、信頼できる仲間がいる。そのような周囲との関係性は、人にやる気と安心感を与えてくれます。そのようなチームとなるためには対話が必要です。



 

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