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お金、信用、勇気の関係

極真空手の創始者:大山倍達さんの言葉です。

※さらにその元となっている言葉は諸説あり。

 

企業経営においても、スポーツにおいても、人生においても、お金を失うより信用を失うのは大きな事です。企業が資金調達できるのは信用があるからです。スポーツ選手にスポンサーがつくのも、競技が成立するのも信用が前提であり、就職も結婚も信用が前提となっている・・・

 

そもそも、現代社会は信用の上に成り立っているわけです。

その信用、お金と同じように増えたり減ったり、完全に失ってしまったりするものでもあります。約束を破る、陰口を言うなどの行為は信用を失う要因です。しかし、意図せずに信用を失ってしまうこともあります。デマ、あるいは勘違いによって悪評が広がり社会的な信用を失ってしまう。そんな事が起こりえるのが人生です。

 

信用を失い、お金も失う。それは人生最大の危機と言えます。その危機を乗り越えるために必要となるのが勇気です。
 

勇気とは何か?

論語に次のような言葉があります。

 

義を見てなさざるは勇なきなり 為政第二

 

人としてのありたい姿、あるべき姿、社会的にみて正しいといえる行動。それを知っていながらやらないのは勇気がないのと同じことである。と孔子は言いました。

 

以前、テレビで『痛覚(痛いと感じる感覚)が生まれながらにない男の子』のドキュメンタリーを観たことがあります。

どんなことをしても痛くない。それは理想的な姿だと思うかもしれません。

 

しかし、その男の子は、骨折するほどの怪我をしてもそれに気づくことができず、さらに酷くなるという日々を送っていました。痛みを感じないため恐怖心も弱かったようで、友達の前で二階から飛び降り両足を骨折したりと無謀なこともしていたそうです。

 

そうした勇気のことを、昔の人は『匹夫(ひっぷ)の勇』と呼びました。ムダに命を投げ出す。感情のままに無謀な行動に出るさまのことです。一方、孔子の言う勇気のある人には、まず義=人間としてのあるべき姿があります。

 

自分の名誉欲や一時の感情ではなく、世のため人のために善かれと思うことを貫く。

正しきことのために、誰もがあきらめてしまう様な状況に挑む姿勢。

失った信用を取り戻すために自分を信じ、前に進む姿勢。

 

それそこが”勇気”です。

 

この話しの彼は、その後、家族の愛によって真の勇気を手に入れ、同じように先天的な疾患を持つ子供達を救う活動をしているとのことでした。

 

お金より大切な信用を得る、あるいは取り戻すために・・・勇気ある姿勢を貫きたいものですね。



 

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