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二つの要素を併せ持つ 君子への道

この世の中は、二つの要素を併せ持つことを求められる。

最近、そんな実感があります。

例えば自分を厳しく律しつつ、人に対しては寛大であること。自分に厳しい目を向け、日々努力し続けている人には、そうでない人を否定したくなることがあるように思います。

また、物事を論理的・体系的に考えようとする人は、感覚的・直感的に判断することを嫌ったりします。

 

しかし、現実の世界においては、どちらも必要とされる・・・

 

理想を描き、語ることはリーダーシップを発揮する上で必要不可欠です。しかし、理想を追うがあまり現実を見失ってはいけない。現実を直視し、理想と現実のギャップから課題を捉えることが求められます。

 

何かを成し遂げるには情熱が必要不可欠です。しかし、熱血しすぎると周囲が見えなくなり、周囲と高い温度差を生み出してしまうことがあります。情熱を持ちながらも周囲と冷静に接することが求められます。

 

自分を信頼することは大切ですが、傲慢になることを律し、謙虚であろうとする意識が必要です。

 

素早い判断をするためには直感が重要です。しかし、直感の裏づけになるのは深化した思想です。

 

自然や人はそもそも多様なものです。多様性を否定することは原理原則に反することとなりうまく行きません。しかし、多様な志向性・価値観のままでは摩擦やぶつかり合いばかりとなってしまうことがあります。互いの違いを尊重しながらも、志向性・価値観を共有する。チームになるためにはそんな姿勢が求められます。

 

原理原則に裏づけされたゆるぎない信念を持つことが、変化に気づき、柔軟に対応することにつながります。

 

調和、すなわち志向性・価値観を共有することに努める一方、表面的に調子を合わせる同調はしない。孔子はそのような人を君子と呼びました。

 

 

君子への道は長く険しいものですが、日々、一歩ずつでも着実に歩んでいきたいものですね。



 

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