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時代の求める真摯さとは?

時代の求める真摯さ

今、人々が望んでいるのは、騒がしい説得広告ではなく、控えめで共感を呼ぶメッセージ。代わり映えのしない商品ではなく、細部まで心配りされた逸品。画一的なサービスではなく、心のこもったおもてなし。独りよがりの広報ではなく、誠実で真摯な対話姿勢だ。

ソーシャルシフト  これからの企業にとって一番大切なこと 斉藤 徹 著より

 

ソーシャルメディアの登場により、一人ひとりの発信力が増し、共感によって人々がつながり、それが大きな力となる時代・・・私たちはそんな時代に生きています。 

その現代社会に求められる「誠実さ」や「真摯さ」。この言葉から皆さんはどのような人や姿勢を思い浮かべるでしょうか?

「真摯さとはなにか?」この問いに対する答えを、ワークショップやfacebookのグループ機能を使い、さまざまな方々と一緒に考えました。

 

 ドラッカーと真摯さ
真摯さを有したマネージャーは、一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
信頼するということは、リーダーを好きになることではない。つねに同意できることでもない。リーダーの言うことが真意であると確信をもてることである。それは、真摯さという誠に古くさいものに対する確信である。
 
 
ドラッカー
 
ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)の残した名著の中には、「真摯さ」が何度も登場します。「真摯さとはなにか?」を考える上で、彼の著書は非常に参考となるはず・・・私自身が読み直すと共に、facebookグループを活用した勉強会の中でも対話を重ねました。
日本語訳される際に、さまざまな単語がこの「真摯さ」に置き換えられているそうです。そのことからも広く深い意味を持った言葉であることがわかります。
 
 皆で考えた真摯さの定義

「真摯さとは何か?」その問いに対する答えを、私たちは次のようにまとめました。 

  • 謙虚:威張らず、誇示せず、相手を尊重する姿勢
  • 寛容:罪や失敗を責めず、相手を受け入れる姿勢
  • 感謝:無いものでなく、有るものに”有難い”と思える姿勢
  • 共感:相手の心を感じようとする姿勢
  • 公平:相手によって態度を変えず誠意ある対応をする姿勢
  • 自信:自分の可能性を信じ、ひたむきな努力を続ける姿勢
  • 自律:一時の感情に流されず、自分を律する姿勢
  • 正義:原理原則に則った「あるべき姿」を描き目指す姿勢
  • 統一:言葉を大切にし、言動を一致させようとする姿勢

これらの要素を全て、あるいはいくつか含んでいるのが真摯さである。ということです。

 

この真摯さ。相手に求めるのではなく自分に求めるという姿勢が最も大切かもしれません。

真摯さを相手に求めると、相手の真摯ではない言動が目につき、ときに非難・誹謗中傷してしまうことがあります。でも、その行為は真摯ではありません。
 

人に求めず己に求める。これ真摯なり。

真摯であることは容易いことではない。でも非常に重要なことである。だからこそ、一生をかけて取り組むべきテーマであるということ。今回、真摯さとは何かをまとめていく過程で学んだことの一つです。 

真摯さ、日々意識していきたいですね。 



 

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