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行動指針をつくる:幸せな家庭を築く7ヶ条

行動指針をつくる

先日、20代前半の新社会人に『社会人として求められるコミュニケーション』の一環で、会話・対話・議論に関するワークを行いました。対話や議論を体験し、その特質や効果を学ぶためのワークです。

 

いくつかのテーマから一つを選びワークを進めるのですが、今回の参加者が選んだのは「幸せな家庭を築くための7ヶ条づくり」 でした。ビジネス向けのワークショップでは珍しいテーマかも知れませんが、仕事にも活きる気づき・学びの多い面白いテーマです。

 

進め方はとてもシンプルです。

1.まずは個々人が独自の7ヶ条をつくります。

2.つぎに独自の7ヶ条をグループで共有します。

3.そして、最終的にはグループの合意としての7ヶ条に仕上げます。

 

少人数での研修だったため、私もグループワークに参加し一緒に”7ヶ条”をつくりあげました。

 

結果、つぎのような7ヶ条となりました。

 【幸せな家庭を築く7ヶ条】

  1. 相手の話を聴く(心を傾けて)
  2. 大切にしたい想い、価値基準を共有する
  3. 互いの違いを尊重し、細かいことに拘り過ぎない
  4. それぞれの役割・責任を果たす
  5. 子供の視点・時間を大切にする(親の都合で振り回さない)
  6. 子供と、家族と一緒に楽しむ
  7. 記念日や節目を大切にし続ける

 

体験からの気づき

この7ヶ条をつくりあげる過程において、参加者は自分の7ヶ条に込めた想いや自分の考えを語り合います。すると、

 

「小さな頃、両親共に忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったんです。皆さんの話を聴いていてそのことを思い出しました・・・私の7ヶ条に『相手と向き合う』というのがあるのは、その寂しかった頃の思い出からきている事に気づきました」

 

「学生時代、私は何でも効率的じゃなきゃいけないと思っていました。社会人になって、効率はより重要なものだと思っていました。でも、皆さんの話を聞いていて、人間関係は効率よくできるものではないと思いました。そして『効率よく』が両親の口癖であったことを思い出しました」

など、自分の志向性・価値観とその背景に関する話がたくさん出てきます。

 

誰かの話に刺激されて思い出した過去の出来事を話す。そんな参加者が多く見受けられるのがこのワークの特徴です。

 

指針の共有は語り合うことから

相手を理解し、合意形成を図ろうとする過程は、自分自身を知ることにつながります。

 

いまでは少数派かも知れませんが、昔の家庭には家訓が掲げられていました。また、多くの企業では行動指針を定め唱和させたりしています。単なる集団ではなくチームとなるためには行動指針を共有することが重要です。しかし、見ただけ、あるいは読んだだけでは行動指針を共有することはできません。

 

同じ文章を読んでも、そこから何を感じ、何を考えるかはひとそれぞれ・・・

 

見せる、読ませるのではなく語り合う。語り合いの場、大切にしていきたいですね。



 

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