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会話・対話・議論

コミュニケーションは”双方向”が大前提

コミュニケーションという言葉、語源をたどると日本語の”共有”が最も近い意味になると言われています。共有ですので、一方的に話す指示・命令・講義ではなく、双方向のやり取りがコミュニケーションの前提となります。

 

会話・対話・議論の違い

その、双方向のやり取りには、大きく分けて会話・対話・議論の三種類があります。

  会話 対話 議論
概要  何となく話し、聞くこと。誰かが話す→話しに対して応える、が必ずしも成立しない。自由に、気の向くままに話題が展開していく。

テーマを念頭に置きならが話し、聴き、双方向のコミュニケーションをすること。結論を出すことが目的ではなく、相互理解を深めながら新しい発見・探求を目指す。

 

 何が正しいか?最善か?自分の意見の正当性などを話し、ときにぶつけ合う。テーマに対しての結論を出す。何らかの判断を下すこと。会議(会して議する)の中身。
話し手  

何となく話す。

とりとめなく話す。

思いつつままに話す。

連想ゲームのように話す。

真剣になりすぎずに話す。

 

つながりを意識して話す。

全体を俯瞰して話す。

自分の内面に目を向けて話す。

言葉の意味を共有しながら話す。

対立も、沈黙も恐れず話す。

 

意見、判断をはっきり話す。

選択肢を提示しながら話す。

代替案を検討しながら話す。

論理的に合意を目指して話す。

評価しながら話す。

聞き手  

何となく聞く。

場合によっては話しを流す。

次の話しを考えながら聞く。

 

話し手の思考プロセスを意識しながら聴く。

思考の枠組みを意識しながら聴く。

より深く相手を知るための質問を考えながら聴く。

 

矛盾がないか確認しながら聞く。

代替案を検討しながら聞く。

落しどころを探しながら聞く。

論点・目的を見失わないように聞く。

ポイント  

出来るだけ対立を避ける。

感情的にならない。

うまく聞き流す。

沈黙を避け、常に話題を提供する。

 

意見をまとめ結論をだそうとしない。

素直に感じたこと、思いを共有する。

相手の主張・考えの前提(背景)に注目する。

会話のテンポよりも、話しを深く理解することに集中する。

 

目的=ゴールを意識する。

主張と主張のぶつかり合いから妥協点を探る。

説得するための材料を意識する。

合理的・論理的かどうかを意識する。

 

時代は対話を求めている!? 

対話(ダイアログ)を通じてお互いの志向性・価値観を共有する。これは、チームの一体感を醸成し、相乗効果を発揮していく上で大切な要素の一つであると考えています。対話がしっかりとなされているチームは、例えば会議の席で互いの主張が食い違ったとしても、その主張の背景をイメージすることができ、議論が前に進みやすくなります。一方、互いの志向性・価値観を共有できていないままの議論は、不毛な言い争いとなったり、発言力のある誰かの意見に皆が合わせるなど、ちゃんと議論にならないことが多いようです。

 

対話は、場の設定が重要だと実感しています。つまり、意図的に対話の場をつくることが必要です。

 

現代社会に最も不足しているのは対話であるとも言われています。会話・対話・議論の違いを意識し、上手に使い分けていきたいものですね。



 

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